毎日だらだらしてしまい、やるべきことを先延ばしにする自分に嫌気がさしていませんか?
勉強や仕事など、やるべきことがあるのに、めんどくさくて1日を無駄に過ごしてしまう。
そんな自分のことを「意志が弱い」と思っていませんか?
実は、意志が弱いあなたでも意志を強くすることができるんです!
そこで、意志を強くする方法を教えてくれるのが、「スタンフォードの自分を変える教室 」という本。
誘惑に負けず、目標に向かって進んでいける意志力の強化方法が、沢山書かれてありました。
私は、毎日だらだらして物事を先延ばしにする自分を変えようと読み始めたんです。
ということで、この記事では、本書を読み、実際に私が試した中で、最も効果があった方法を4つ紹介していきます。
Contents
物事を先延ばしにする自分を改善する4つの方法
では、早速4つの方法を紹介していきましょう!
改善法(1):瞑想をする
瞑想をすることは、「私が一番効果があった!」と感じた方法です。
なぜ、瞑想をすることが、物事を先延ばしにしてしまう自分を改善できるのでしょうか?
それを先にお話ししましょう。
なぜ瞑想で、物事を先延ばしにする自分を改善できるの?
私たち人間には、
- 長期的な目標に従って行動する
- 目先の欲求を満たそうとする
の2つの自己があると考えられています。
※自己とは、自分自身、おのれのこと。
そして、その2つの自己は常にせめぎ合っています。
つまり、
- (勉強や仕事など)やるべきことをやる自己
- だらだらしたい自己
の2つの自己が常に対立し争い、勝ったり負けたりしているのです。
そして、そのせめぎ合いは、ときに「だらだらせず、やるべきことをやりたい」と思っていても、目先の欲求に負け、だらだらしたい自己が勝つときがあるんです!!
ここで分かっていて欲しいことは、決してだらだらしてしまう自己が悪いというわけではありません。
大切なのは、必要なときに、自分が本当に望んでいる自己を選択できることです。
つまり、「だらだらせず、やるべきことをやりたい」と思っているときは、ちゃんとやるべきことをやれるように行動できることが大切なのです。
自分が本当に望んでいる自己を選択できるようになるためには、自己をコントロールする必要があります。
そして、それは、瞑想をすることで強化することができるんです!
瞑想は、
- 注意力
- 集中力
- 衝動の抑制
- ストレス管理
など様々な自己コントロールのスキルをアップさせてくれます。
瞑想をすることで、自己コントロールのスキルがアップし、だらだらしたいという目先の欲求に惑わされず、やるべきことをやれる自分に変わることができるんです!
だから、瞑想をすることが物事を先延ばしにする自分を改善するためには、とてもいい方法なんですね!
また、瞑想が上手くできない人は、気が散ったり、集中できたりを頻繁に繰り返すことになると思います。
しかし、 それがかえって自己コントロールの練習になり、スキルアップにはとても良い効果をもたらしてくれるのです。
なぜなら、瞑想をしたときの「気が散り集中が途切れる→呼吸へ意識を向け集中する」の繰り返しが、まさに目先の欲求に負けてしまいそうな自分を目標のほうへと引き戻すときのプロセスと全く同じだからです。
そして、ぜひ瞑想をしているときだけでなく、瞑想をしている以外の時間にも意識を向けてほしいと思います。
- 瞑想をしたときと瞑想をしなかったときは、どう違うか?
- 自分の集中力は、どのように変化したか?
- 自分の選択に、どんな影響が出ているか?
瞑想をしているときも大事ですが、瞑想を行ったことによって、生活がどう変わったかに注目して自分の変化を感じとってみてくださいね♪
さて、瞑想の効果がしっかりとわかったところで、
「じゃあ、瞑想って具体的にどうやってやればいいの?」
という方法については、こちらの記事で紹介しています!
実際に瞑想をするときに、参考にしてみてくださいね!
ちなみに、私は、瞑想をやってから、集中力や自己コントロール力は、確実にあがっています。
瞑想をやった日は、集中力が上がり、気持ちがとても落ち着いています。
心に余裕が生まれ、めんどくさいことでも「やろう!」という気持ちが沸いてくるんです!
最初は、瞑想をすることは難しいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
1日5分だけで十分なので、試しに1週間やってみてください♪
改善法(2):物事を先延ばしにする理由を特定する
毎日だらだらとし、物事をいつも先延ばしにしている人は、「なぜ自分は物事を先延ばしにしてしまうのだろう?」と理由を考えることも大事です。
- なぜ、やるべきことをしようとすることは、難しいのでしょう?
- やるべきことをしようと考えるとき、あなたはどんな気持ちになりますか?
このように物事を先延ばしにし、だらだらしてしまうことを選んでいる理由を特定することで、自分の本当の気持ちに気付くことができます。
これは私が実際に経験したことなのですが、物事を先延ばしにする理由を特定することで、「じゃあ、こうすればやるべきことを、スッとやれるんじゃないか?」というアイデアが浮かんできます。
理由を特定し、自分をよく知ることが、改善のための一歩になるのです。
改善法(3):ストレスを解消させる
ストレスは、一瞬でやる気を失わせるって知っていますか?
勉強や仕事など、やるべきことをやろうとするとき、意志力が必要になりますよね。
やるべきことを放っておいて、だらだらしてしまう自分は、「意志が弱い」と思う人もいるでしょう。
そして、「意志」と言えば、何ものにも影響されないものであり、自分の心構え次第と思われがちですよね。
しかし、意志力は、
- 睡眠不足
- 極端なダイエット
- ストレスの要因となるもの
など様々なことに影響を受け、弱っていくのです。
私の場合は、ちょっと眠たかったり、疲れてるだけですぐにやる気がなくなってしまいます。
そのことを分かっていないと、自分にやる気を出させるために、「もっと頑張れ!どうして頑張れないんだ!!」と自分を責めることばかり言ってしまいます。
自分に厳しくすることは、一時的には、効果はありますが、長くは続きません。
自分を責めることは、とてもストレスを感じるからです。
先ほども言ったように、ストレスを感じれば、意志力はあっという間に、弱っていきます。
なので、毎日だらだらしてちゃんとできない自分にやる気を出させるために責めることは、間違った方向に自分を導いてしまうのです。
それよりも、ストレスを解消するほうが自分のやる気を出させるためにはいいのです。
なぜなら、だらだらしてしまうときは、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていて意志力が弱っていることがあるからです。
では、ストレス解消をするためには、どんな方法がいいのでしょうか?
最も効果的なストレス解消法とは?
「スタンフォードの自分を変える教室 」には、最も効果的なストレス解消法として、次のことをあげられています。
「エクササイズやスポーツをする」
「礼拝に出席する」
「読書や音楽を楽しむ」
「家族や友だちとすごす」
「マッサージを受ける」
「外へ出て散歩する」
「瞑想やヨガを行なう」
「クリエイティブな趣味の時間をすごす」【ケリー・マクゴニガル「スタンフォードの自分を変える教室」大和書房
2012年10月31日 207頁】
最も効果的なストレス解消法の特徴としては、一見気分が良くなったことにハッキリと気付かないことが多いのだとか。
しかし、ここに挙げたストレス解消法は、ハッキリと気付かなくても、気分を良くするホルモンを活性化させ、体内のストレスホルモンを減らして、リラクゼーション効果を起こしてくれます。
何だかやる気がでなくて、だらだらしてしまうときは、ストレスが溜まっているのかもしれません。
そんな時は、ここに挙げたストレス解消法を試してみてくださいね♪
ストレスは、小さなことでも知らず知らずのうちに溜まっていきます。
「特に頑張っていないのに、ストレスが溜まってるわけない!」と自分に厳しくせずに、適度にストレス解消をしてくださいね♪
改善法(4):自分を責めない!許そう!
毎日だらだらぜず、やるべきことをやるためには、自分に厳しくすることが良いと考えていませんか?
しかし、それは違います。
先ほどもチラッとお話ししたように、自分を責めることは意志力を弱らせ、自己コントロール力を低下させ、やる気を失わせるのです。
自分を責めることは、やるべきことからどんどん自分を遠ざけてしまう行動なんですよ。
自分に厳しい人は、「自分に優しくすることは、自分を甘やかす行為だ」と思うかもしれません。
向上心が高い人は、「自分を甘やかせば、自分をダメにする」と思うかもしれません。
しかし、実は、自分を励まし、優しく思いやりを持つことが、
- やる気を向上
- 意志力を強化
させるのです。
自分を励まし、思いやりを持つことで逆にやる気がでるようになります。
また、自分に優しくするほうが、自分の失敗を認め、他人の意見やアドバイスも受け入れることができるようになります。
だらだらしているとつい自分を責めたくなると思いますが、自分を責めることは逆効果です。
自分を責めてしまうと、自分を否定してばかりで、自分の気持ちを感じることも、自分の心を見つめ直すこともできなくなります。
なので、だらだらしてしまったとしても、自分を責めないようにしましょう!
毎日だらだらしてしまうことも、何か理由があるのかもしれません。
- ストレスが溜まっているのでは?
- 何か別の悩みを抱えているのでは?
- 精神的に疲れているのでは?
- 睡眠が足りないのでは?
様々なことが自分に影響していて、精神的に疲れているのかもしれません。
自分を責めるよりも、自分の気持ちを感じて、じっくりと見つめ直してみましょう!
じっくりと見つめ直すことで、思いがけない自分の気持ちを知ることができるかもしれませんよ♪
まとめ
いかがでしたか?
今回この記事で紹介した方法は、「スタンフォードの自分を変える教室」を読み、私が実際に試して、最も効果があったと感じた方法です。
意志力や自己コントロール力を高めるためには、「スタンフォードの自分を変える教室」は、知識だけの本でなく、とても実践的な役立つ本です!
また、他にも意志力を高める方法が、たくさん紹介されています。
気になる方は、ぜひ手に取って読んでみてくださいね♪
スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫) | ||||
|